2018年7月22日


「神の武具とは?」

「悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。」(エフェソ6:11-12)


私たちクリスチャンがこの世で生きていく中では、さまざまな『霊の戦い』があります。しかもそれは人間の手に負えるようなものではなく、巧妙な手口で攻撃してくる『悪魔の力』によるものです。教会のかしらとなられた主イエス・キリストは、十字架の贖いの死と復活によって、この悪魔との戦いに既に勝利を収めておられます。私たちは、敵の正体をよく理解し、自分の力で戦うのではなく、唯一イエス・キリストの力によってのみ勝利することができる、そのためには「神の武具を身に着けなさい」とパウロは勧めるのです。私たちは神の賜物としての『神の武具』即ち"神の御言葉"を神様から日々頂いて、祈りつつ勇敢に戦って勝利することができるのです。    

「どのような時にも、"霊"に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。」(エフェソ6:18)とパウロは更に語ります。『神の武具』を神の御心に相応しく用いるためには『祈り』が大切であることをパウロは強調しているのです。折角頂いた『神の武具』も正しく用いなければ、悪魔に勝てないからです。最後に、パウロは自身の執り成しの祈りも要請しています。私たちも、すべてのクリスチャンのために、さらに牧師、伝道者、神学生たちへの執り成しの祈りを続けていきましょう。